ふきげん猫ちび
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このような疑問に答えるために、米国公認会計士の資格を取得して海外で会計士として活躍されているウシワカさん(@ushiwakamanila)に、以下の内容についてインタビューしてみました。
- 会計士の仕事内容
- 海外で会計士として働くために必要な資格
- 会計士は海外で仕事を見つけやすい?
海外就職を目指していて、会計士の仕事に興味のあるかたは是非参考にしてみてください。
会計士の仕事内容
会計士の働き方としては大きく2つあります。
1つは監査法人や会計事務所で勤務すること、もう1つは事業会社で経理や財務の仕事をすることです。
前者は一般的にイメージされている会計士で、主に企業の監査の実施、アドバイザリー業務、記帳代行業務といった仕事をしています。(※上記の動画で詳しく解説されています。)
ちなみに監査は公認会計士の資格がないとできませんが、その他の業務は資格要件はないので、会計士じゃない人も仕事はできます。
中には勉強しながら働いている人もいますね。
後者の事業会社での経理や財務は、いわゆる会計士という仕事とはまた違いますが、会計士としての知識や経験が活かせる仕事なので、会計事務所を辞めて事業会社で働いている会計士の方もたくさんいます。
ちなみに私は現在後者の働き方をしています。
海外で会計士として働くために必要な資格
現地で監査の仕事をしたいのであれば、基本的には各国の公認会計士資格を取得する必要があります。
例えば、私は米国公認会計士の資格を持っていますが、フィリピンで監査の仕事はできません。
日本の公認会計士の資格を持っている人も同様です。
そのため、公認会計士で海外で働いている方の多くは、アドバイザリー的な業務をしている方が多く、監査は現地の公認会計士が実施しています。
但し、米国公認会計士は国際相互承認協定という制度があり、この制度を導入している国では監査の仕事もできます。
例えば、オーストラリア、カナダ、アイルランド、ニュージーランド、メキシコ、香港はこの制度が導入されているので、米国公認会計士でも監査の仕事ができてしまいます。
そういう意味では、米国公認会計士は海外でも有効に機能する資格なので、おすすめです。
会計士は海外で仕事を見つけやすい?
会計士であれば、監査法人や会計事務所、事業会社のいずれにおいても仕事は見つけやすいと思います。
会計士資格があるということは知識の証明になるので、あとは経験があればなおさら見つけやすいと思います。
特に海外では、英語を話せる日本人の会計士に対する需要は多いです。
発展途上国にいけば先進国に比べてさらに需要はあると思います。
まとめ(by ヘイショー)
会計士は専門職なので、海外就職を実現するための手段としては有力ですね。
僕がオーストラリアに住んでいた時は、オーストラリア就職+永住権を目指して会計を勉強している人が多くいました。
これからもう少し深くウシワカさんにお聞きしていきたいと思います。