ふきげん猫ちび
このような疑問にお答えするために、フィリピン在住歴8年のウシワカさん(@ushiwakamanila)に体験談をお聞きしました。
今回の記事では、以下の内容について解説していただきました。
- フィリピンに移住するメリットTOP3
- フィリピンに移住するデメリットTOP3
- 感想とアドバイス
フィリピンへの移住を検討中の方は参考にしてみてください。
目次
フィリピン移住のメリットは?
メリットは主に3つあります。
1:英語圏なので、英語が通じる
フィリピンではタガログ語と共に英語が公用語として普段から使用されています。
役所で使用する公文書も英語表記ですし、病院での対応、レストランのメニュー等至るところで英語が使用されています。
もちろん人によって上手下手の差はありますが、学校での授業も含めて幼い時から英語に触れる生活をしているので、ほぼ皆英語でのコミュニケーションに支障はありません。
従って、日常生活で必然的に英語を使用することになるので、英語ができる方は不自由なく過ごせますし、まだ少し不安がある方でも使っているうちに英語が上達していくと思います。
あと、ちなみにフィリピン人の英語の発音はあまり癖がなく、比較的聞き取りやすいです。
2:物価の安さ
経済成長の影響でマニラの物価は年々少しずつ上がっていますが、それでも日本に比べるとまだまだ物価は低いです。
例えば、私の住んでいるコンドミニアムはプール、ジム付きの日本でいうタワーマンションですが、家賃は毎月日本円で約32,000円くらいです。
マクドナルドのビッグマックセットは日本円で約420円なので、日本の6割程度です。
野菜やフルーツも安いです。日本では値段の高いマンゴーもフィリピンでは1つ100円以下で買えてしまいます。
但し、輸入品はもちろん、物によっては日本より高い場合もあります。
60歳以上の方は更にお得なディスカウントがあり、主要なレストランであれば、高齢者割引で20%程ディスカウントしてくれます。
3:気候
フィリピンの気候は大きく雨期と乾期に別れており、1年を通して暖かい(暑い)ので、1年中Tシャツ1枚で過ごせます。
雨期に降る雨は日本の梅雨と違って、短時間で一気に降るスコールです。
特に乾期は雨もほとんど降らず、気温もそれほど高くならないので、1年の中で1番快適に過ごせます。
フィリピン移住のデメリットは?
デメリットは主に3つあります。
1: 日本と全く同じ生活をするとなると割高になる
1つ目は物価の安さのところでも触れましたが、輸入品は高いので、日本と全く同じ生活をするとなると割高になってしまいます。
マニラにはあちこち日本食材屋さんもありますが、平均してどれも日本の倍くらいの値段です。
あと、乳製品も高いので、赤ちゃんのミルク代も高くなります。
2:所得税が高い
フィリピンの所得税率も日本同様に累進課税制度を取っており、最高税率が日本と比べて高いというわけではありません。
しかし、仮にフィリピンで所得30万円とすると高所得者に該当するため、最高税率32%取られることになります。
3:日本のような健康保険制度がない
フィリピンの医療水準は日本と比べても特段低いとは思いません。
例えば、フォートボニファシオというエリアにあるセントルークスという病院はフィリピン最高の医療レベルを誇っており、日本とも遜色ないでしょう。
問題は健康保険制度がないため、無保険の場合は全額自己負担となることです。
そのため、自分で海外保険またはフィリピンの民間保険に加入しておくことをオススメ致します。
感想とアドバイス
フィリピン特にマニラは治安が悪くて怖いというイメージがあると思います。
私も最初は毎日銃声でも聞こえるのかと思っていました。
しかし、いざ住んでみると思っているほど怖がる必要はないということに気づきます。
もちろん、スリや置き引き等は特に注意する必要がありますが、必要以上に怖がることはないです。
あと、フィリピン人は時間にルーズなので、役所の手続きとかなかなかスケジュール通りに進みません。
これにいちいちイライラせず、気長に待つことができるようになれば、ストレスフリーな生活を送ることができると思います。
南国でのんびり過ごしたいという方にはオススメです。
まとめ(by ヘイショー)
ちなみにウシワカさんは最近結婚されてフィリピンに移住することを決意されたそうです。
ヘイショー
ウシワカさんのブログにはコアな情報が沢山埋もれていますので、興味がある方は読んでみてください。
以上、ご精読ありがとうございました。