ふきげん猫ちび
このような疑問にお答えします。
今回はフィリピンの危険情報に人一倍詳しいで有名なウシワカさん(@ushiwakamanila)にお聞きしました。
ヘイショー
今回の記事では、フィリピン全体で行ってはいけない場所と、各主要都市(マニラ、セブなど)の情報について解説していただきました。
フィリピンで行ってはいけない場所
ミンダナオ島中南西部
2年前にISIS系武装組織を名乗るグループが蜂起し、イスラム教徒が多く住むミンダナオ島南部のマラウィという都市を占領しました。
ミンダナオ島では戒厳令が布かれ、軍を投入して制圧するという大掛かりな事態にまで発展しました。
この事件は落ち着いたとはいえ、まだまだ残党が各地に潜んでいる可能性があります。
また、ミンダナオ島は元々イスラム教徒が多い地域で、分離独立を目指してフィリピン政府と闘争しているグループがおり、身代金目的の外国人をターゲットにした誘拐事件も多発しています。
マニラのトンドエリア
マニラの最下層の人たちが生活しているスラム街と言われています。
最近Youtuberがトンドエリアを訪れた動画がアップロードされていますが、興味本位で行くのは避けるべきでしょう。
ヘイショー
主要都市の注意すべきエリア
マニラ
治安の悪いイメージがありますが、BGCやマカティ等のエリアは警備員も多く比較的治安は良好です。
但し、一歩外に出るとスクワッターエリアも点在しているので、間違って足を踏み入れないように注意が必要です。
ちなみに、マカティは日本人も多く治安がいいと思われがちですが、外国人を狙った詐欺、スリ、置き引き、ひったくりが頻発しているので注意が必要です。
セブ
語学留学やリゾートで有名になってきており、悪名高いマニラに比べて治安は良いというイメージがあります。
リゾートエリアは安全でしょうが、一歩外に出るとダウンタウン等の治安の悪いエリアがあるので、注意が必要です。
ダバオ
ダバオはドゥテルテ大統領のお膝元で比較的治安は良好と言われています。
但し、地理的にイスラム過激派のいる中南西部に近いこともあり、ダバオ市内での爆弾テロ事件が時々発生しています。
ダバオ自体は安全とはいえ、マニラやセブ以上に爆弾テロに遭遇する可能性は高いと思っていいと思います。
まとめ(by ヘイショー)
少し怖い記事になってしまいましたが、危険なエリアを避けて普通に生活していればそこまで危険な目に遭うことは少ないです。
殺人事件とかもよく起きていますが、ほとんどはお金と男女関係によるものが多いですから。
ただ詐欺とかは多いので、最低限の知識は持ち合わせる必要はあります。
ヘイショー