こんにちは、世界のヘイショーです。
今日はいつもと趣向を変えて、留学経験者の方にインタビューした内容を記事にしてみました。
- 2か月くらいフィリピン留学を検討しているんだけど、費用はいくらくらいかかる?
- 2か月間のフィリピン留学でどのくらい効果があるの?
このような疑問にお答えするために、フィリピン留学経験者のAhmadさんに体験談をお聞きしました。
今回の記事では、以下の内容について解説していただきました。
- 2か月間のフィリピン留学でかかった費用。
- 2か月間のフィリピン留学でどのくらい英語が上達したか。
AhmadさんはドゥマゲテのB&D English schoolという学校で2019年4月~5月まで留学していたそうです。
ヘイショー
目次
2か月間のフィリピン留学でかかった費用は?
私はフィリピンのドゥマゲテという街にある、B&D English schoolに英語留学をしました。
2019年4月から5月までの2カ月(8週間)です。
費用は1日のレッスンコマ数と、居室のタイプによって異なります。
レッスンコマ数は4コマ、6コマ、8コマから選択可能です。
居室は4人部屋、2人部屋、そして1人部屋の3つのタイプがありました。
私はインターネットを使った仕事と両立しながらの留学だったので、1日のレッスンは4コマに、そして集中して仕事にも取り組みたかったので1人部屋を選択しました。
学校自体にかかった必須費用は、トータルで約280,000円です。
具体的な詳細は以下の通り
- レッスン代と居室代(1日4コマ、1人部屋)… 265,000円
- SSP取得代金(外国人がフィリピンで勉強するために必要なビザ) – 約10,500円
- 電気代(1週間基本料金が約420円+居室の実費徴収分)…約4,080円
- テキスト代(1冊あたり約420円)… 約420円
※学校で提供される1日3回の食事、週3回の洗濯、水道、Wi-Fiは無料です
上記の料金に外出した時の交通費や飲食代、お土産代、日用品代などがプラスでかかってきます。
B&D English schoolは周辺にあまりお店がない環境だったので外出する機会が少なく、お金をあまり使わなかったです。
週末に先生や他の生徒たちと買い物や外食に出かける位で、2カ月間で3万円くらい使いました。
私は仕事があったので外泊はしませんでしたが、ドゥマゲテから近いセブ島やシキホール島に泊りがけで行く生徒も多かったです。
学校の先生たちと出かけることもあり、その時は先生たちの交通費や飲食代は生徒で頭割りをして支払っていました。
どのくらい英語が上達したか?
元々の英語レベル
私はもともと大学受験レベルの英単語と英文法は知識として身についており、短い文章なら文法内容に沿って話せるくらいのレベルでした。
しかし英語で本格的に会話をした経験がなかったので、フィリピン留学では会話の機会を多く持つことを考えていました。
学習の過程
初めの2週間ほどは緊張もあって上手くコミュニケーションが取れず、聞きたいことも積極的に聞けなかったです。
しかし徐々にレッスンや学校の生活に慣れて、英語で話しをすることに抵抗が無くなっていきました。
レッスンはリスニング2コマと会話1コマ、発音1コマを取りました。
リスニング
リスニングは教科書に沿ってレッスンが進められ、あるテーマに関した比較的長い音声を聴いた後に内容を要約したり、質問に答えたり、先生とディスカッションをしたりするものでした。
長いリスニングを聞いた経験がなかったので最初は戸惑いました。
どの部分をポイントとして聞けば良いのか、メモはどのように取れば良いのかも分からなかったのです。
しかし徐々に内容にも慣れて、テーマによっては概要をすぐにつかめるようになりました。
リスニングという名のレッスンですが、実際にはディスカッションや会話の割合が多かったように感じます。
会話
会話はフリートークです。
フィリピン人はおしゃべりが大好きで話のネタに困ることがなく、またB&D English schoolの先生たちは上手に話題を振ってくれるので、緊張せずに話し続けることができました。
私が使った単語や文法事項で間違ったところや改善した方が良いところがあると、その都度指摘をしてくれるので助かりました。
発音
発音は初め教科書に沿って、発音記号の一つひとつを確認していました。
しかし発音は自分でも学習できると思い、途中からはネイティブスピーカーが使用するイディオムや表現を教えてもらう内容に変更をしてもらいました。
学校英語や私が持っている参考書には載っていないものをたくさん学ぶことができて、大きな収穫になりました。
自習時間
レッスンがない時間は自習か仕事をしていました。
自習は単語帳の復習と、リスニング力アップのために海外ドラマをDVDでひたすら鑑賞していました。
しかし留学後半は特に仕事が立て込み、自習時間を確保することが難しかったです。
他の生徒たちも熱心に単語や文法、リスニングの学習に取り組んでいました。
2カ月間の留学が終わって、スピーキング力は向上したと実感しています
もともとあった基礎知識が活性化された感じです。
長く複雑な文章や、知ってはいるけど普段使わないような単語や表現はスラっとは出てきませんが、ある程度言いたいことは話せるようになったと思います。
また言いたいことが英語で出てこない時に、他の言い方に変換して話せる力も身につきました。
リスニング力は大きく変わっていません
フィリピン人の先生たちは基本的にゆっくりと話してくれるので、理解しやすいです。
しかしそのスピードに慣れてしまうと、ネイティブスピーカーが普段話しているスピードには永遠に付いていくことはできません。
リスニング力を向上させるためにはネイティブスピーカーと話したり、自分で海外ドラマや映画をたくさん見て耳を鍛えたりする必要があると実感しました。
2カ月間で英語力を伸ばすためには、留学前に単語や文法をどれだけ知識として身についているか、そして留学中にリスニング力をどれだけ自分で向上させることができるかにかかっているのではないでしょうか。
感想とアドバイス
正直、フィリピンに行く前は不安しかありませんでした。
治安が悪いイメージが強く、自分で申し込んだにも関わらず行きたくありませんでした。
しかしドゥマゲテは街全体の治安が良く、一人で外出しても全く問題ないレベルで反対に気が抜けてしまいました。
街の人たちもとても優しく、嫌な目に一度も会いませんでした。
B&D English schoolは小規模でアットホームな雰囲気が特徴の学校です。
スタッフや先生たちとの距離が近く、友達のような感覚で接してくれます。
生徒もさまざまなバックグランドを持った人たちが集まるので、自分の価値観がどんどん広がっていくのを実感できます。
英語力が向上しただけでなく、たくさんの人たちに出会い、さまざまな経験を共にしたことは私の中で大きな糧となりました。
まとめ(by ヘイショー)
ヘイショー
ドゥマゲテという場所に語学学校があるとは知りませんでしたが、勉強にはすごく良さそうな環境ですね!
興味のある方はチェックしてみてください。