世界のヘイショーです。
今日はシンガポールの家探しについて解説したいと思います。
目次
コンドミニアムとHDB(公営住宅)の違い
シンガポールは国土が狭い関係で一軒家がほとんどありません。
マンションはHDBとコンドミニアムの2通りがあるのですが、違いは
- コンドミニアム→プールやジムなどの施設が充実している高級住宅マンション
- HDB→家賃が安い(国民の8割はHDBに住んでいる)
こんなものです。
ちなみに上の写真はHDBです。
家探しはシェアハウス(間借り)が基本
シンガポールでは日本のようにワンルームを借りて一人暮らししている人はほとんどおらず、基本的に一つのユニットをシェアして部屋だけを間借りする形になります。
これがけっこう厄介で、シンガポールには癖の強い人やフレンドリーではない人が多くいるので、実際住んでみて苦労する話も多いらしいです。
ちなみに上の写真は僕がシンガポールに来たばかりの時に借りた部屋で、日本人3人とのシェアユニットで家賃は月900シンガポールドルでした。
募集では人種が限定される差別国家
ハウスメイト募集のローカル掲示板サイトなどを見てみたところ、「No Indian(インド人不可)」とか「No Malay(マレー人不可)」といった条件をよく見かけました。
名前
ローカルに理由を聞いたところ、やはり文化の違う人種と一緒に住むのは難しいようです。
例えばインド人は匂いが凄かったり、マレー人は金銭的に余裕がない人が多いとかそういう理由だったと思います。
日本人は比較的歓迎されやすいらしい。
家探しに使うサイト
仕事探しの時もそうでしたが、お役立ちウェブという有名な日本人向け生活情報サイトがあるので、ここで見つけることが出来ます。
ただし日本人向けなので相場は若干高めかもしれません。
ただし僕はシンガポールの場合は日本人とシェアするのが良いかと思います。。いろいろ苦労したので。。
ローカルと住みたいのであれば、以下の現地の掲示板サイトなどをチェックしてみてください。
不動産エージェント(ブローカー)を使って探す場合
お役立ちウェブではお互いを信用してややこしい契約無しで済ませてくれることも多いのですが、通常は不動産エージェントを通じて家探しを行い、契約もエージェントを通します。
不動産エージェントを使えば自分の希望を伝えるそれに合わせた物件紹介してくれるので、家選びにこだわる人はこの方法が良いかもしれません。
ブローカーは自分側と家主側それぞれに一人つく
これは驚いたことの一つだったのですが、自分側のエージェント以外に家主側にもエージェントがつくのが普通だそうです。
これは揉め事があった時にブローカーがどちらかに肩入れしないため。
ちなみにブローカーへの手数料は家賃1ヶ月分となります。
家賃の相場
僕が住んでいた2013年頃は、相場は間借りで800~1200ドルくらいでした。
家探しの重要なポイントはクーラーがあるかどうかですかね。
クーラー無しの家を選んで地獄を見ました。。
自炊禁止のユニットが多い
シンガポールでは自炊禁止のユニットが意外に多いです。理由はキッチンが汚くなる、トラブルの元になるなどでしょうか。シンガポールではキッチンを清潔にしないとゴキブリや蟻が出てしまうので、仕方がないことなのかもしれません。
ちなみに僕の住んでいたユニットでは油を用いた料理は禁止で、インスタントのラーメンを食べることくらいは許可されていました。
共同生活が苦手な人はマスタールームがおすすめ
マスタールームとは、トイレ&シャワー&洗面所が付いている部屋のことです。
間借りしていると、部屋から出てトイレに行く時にルームメイトとすれ違ったらやはり挨拶くらいしないといけないのですが、それが面倒くさいと思う人もいるかと思います。
そんな方におすすめ。家賃は普通の部屋よりも100〜200ドルくらい相場が上がると思います。
まとめ
いろいろとややこしい話をしましたが、一番のおすすめはお役立ちウェブから日本人オーナーの物件を見つけることですかね。
シンガポールは中国文化が深く浸透しているので、日本人の方々と共同生活するのが落ち着くと思いますよ。
以上です。
ご精読ありがとうございました。