アメリカH-1Bビザを取得しました!J-1ビザからの切り替え方法と手順、申請条件について

今日はおめでたいニュースを報告したいと思います。

少し前の話ですが、以前から申請していたアメリカの労働ビザ、H-1Bビザがようやく取れました!

やはり日頃の行いと言うか、小さな善の積み重ねが大きな幸を呼んだのかもしれません。または、小さな不幸の連続が大きな幸となって返ってきたのかもしれません。または、大きな幸が小さな不幸の連続となって今後自分の元に返ってくるのかもしれません。そう言えば最近、自分が外出する度に小雨が降ります。

ところで、このブログでよくアメリカの労働ビザについての質問されることが多いので、アメリカの労働ビザについて詳しく説明させていただきたいと思います。

一番簡単で現実的なJ-1ビザ

私が昨年7月にハワイで働くために取得したのがこのJ-1ビザでした。

  • インターン、トレイニー用のビザ
    →そのため、お給料が安い人が対象になる
  • 最長で18ヶ月の滞在が可能
  • 雇用主(スポンサー)が必要
    →ビザのサポートをしてくれる雇用主さえ見つければビザが取れる可能性は高い

アメリカ版ワーキングホリデーみたいなものですが、スポンサーが必要な分難しいです。

倍率が高いH-1Bビザ

私が今回切り替えに成功したビザがこれで、周りの話によると取得が難しいと言われています。詳細はこちら↓↓

  • 特殊技能者向けのビザ
  • 有効期間は3年で、最長6年まで更新が可能
  • 現在は応募者の数が多すぎるため、選考前に抽選が行われる
  • 2015年の応募人数は約25,000人、選考へ進んだのは約8000人でした。
    この抽選の倍率の高さがH-1Bビザが難しいと言われる所以です。

H1-Bビザの応募資格によって一度はNGの判断が下された

H1-Bビザの応募資格は、応募する職種に関する学歴と職歴によって判断が下されます。

私の場合は職種Webマスターとして応募したのですが、職歴が浅いことにより「申請はNoだ」と一度は弁護士さんから応募資格を満たしていないとアンサーされました。

奇跡の大どんでん返しが起こった

「もう諦めよう」と年末の帰国を覚悟したその瞬間でした。

会社の人事の人が「彼はオーストラリアのTAFE(学校の名前)でWebデザインを専攻していたの。これを職歴としてカウントさせればいいわ。」と弁護士に提案。

学歴(Web Development)の1年、職歴は3年以上、という条件で勝負しようと言うのです。

アカデミックレコードを弁護士さんに提出した後、弁護士さんから「ぎりぎりだけど。。GOだ!!」とGOサインをもらいました。

申請後、抽選を通過!

4月に申請書類を提出し、5月に抽選結果が発表されます。

5月初旬、ラッキーなことに抽選を通過し、選考へ進めることに。

これはかなりの朗報です。

なぜなら、普通の人であればもうこの時点でビザは取れたようなものですから。(弁護士からのGOサインが出たのであれば。)

ただし自分の場合は応募条件をぎりぎり満たしていたような状況だったので、ビザが取れるのか取れないのか疑心暗鬼のままモンモンとした日々を過ごしました。

結果を待ち続けるも。。

通常であれば5月の申請後、結果は2ヶ月以内にはわかるらしいのですが、4ヶ月が経った9月時点でも結果は返って来ませんでした。

近年は役所のマンパワー不足により結果発表がどんどん遅くなっているらしいです。

 

石の上にも三年

待つこと4ヶ月半、9月中旬、ついにビザが下りたという知らせを受けることが出来ました!

ということで、まだしばらくは海外挑戦が続けられそうです。

ちなみに記事内の情報は他の人にもあてはまるのかどうかはわかりません。

私のJ-1ビザは元々H-1Bビザへの切り替えが可能なタイプだったらしく、それができないタイプのJ-1ビザもあるようです。

また、申請条件なども弁護士の腕によっても大きく変わるようです。

アメリカの労働ビザはとんでもなく面倒くさいことで有名ですが、「頑張れば可能なんだ」ということがわかりました!

まあ私自身は何もしておらず、頑張ってくれたのは会社の方々ですが。

ありがとうございました。

アメリカのビザ情報については以下にまとめましたので、参考にしてみてください。

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